①あけまして おめでとう。
②良い お年を。
This blog explains Japanese grammar, expressions and words. I hope you will find it beneficial. 日本語上級者向けに日本語の文法や単語、一般的な質問について、私の経験を基に解説しています。ブログ上の日本語は通常、日本人が書いたり、読んだりするレベルと同じです。
①あけまして おめでとう。
②良い お年を。
しかし、「んです」は必ずしも、話し手の怒りや強い感情を表す訳ではありません。場面によって、そうなるだけです。ニュートラルな感情、また嬉しい気持ちがある時にも、「んです」は使えます。
例えば、⑤友だちに今、何をしているか聞く場合、1. 主語は物か、人か。
これによって、動詞が変わることがありますね。みなさんが知っているとおり、「物はある」「人はいる」はこの違いですね。
A) 私の家は 東京に ある。
B) 私は 東京に いる。2.動詞は行動を表しているか、状態を表しているか。
日本語では言いたいことの視点が「行動」にあるか、「行動の結果、つまり行動の後の状態」にあるかで、表現が変わることがよくあります。結局、どちらの文も同じことについて言っているので、どちらも正しいのですが、視点が違うと、文から受ける印象が変わります。
例えば、週末に家にお客さんが来るので、その前にワインを買った場合。
Aは単純ですね。「私はワインを買った」という私の行動を表わしているだけです。Bは「私はワインを買って、それは今、家にある」という買った後の状態に視点が置かれています。話し手は「買った」という行動よりも、「今ある」という結果や状態の方を強調したいのだと思います。A) 今日 ワインを 買った。
B) ワインは もう 買ってある。
A) 私は 来月 引っ越すことに しました。
B) 私は 来月 引っ越すことに なりました。
AもBも「来月 引っ越す」ことを言いたいのですが、ニュアンスは違います。他動詞の「します」(A)は、話し手の行動を表していますから、「私が決めました」という話し手の意思が感じられます。
一方、自動詞の「なります」は行動の後の変化や状態を表しますから、Bは決心の後の結果に視点が置かれています。それで、決心を発表しているAの感じとは違って、結果を報告している感じが強いのです。
A) 明日 私は 買い物を したい。
B) 明日 彼は 映画を 見たがっている。
4. 主観的な文か、客観的な文か。
つまり、主観的とは「話し手の考え方や意思が表わされている文」で、客観的とは「話し手だけではなくて、他の人たちも含めて、共通の考え方や意思が表わされている文」です。例えば、「~たばかり」と「~たところ」は "have just done"の意味がありますが、使い方は全く同じという訳ではありません。
A) 私は 先月 日本に 来たばかりです。
B) 私は 今 家に 帰ったところです。
5. 既知か、未知か。
では、「そうですか」「そうですね」「そうですよ」を比べてみましょう。
A) 山田:次の週末の天気は 晴れですよ。 田中:そうですか。B) 山田:次の週末の天気は 晴れですよ。 田中:そうですね。C) 山田:次の週末の天気は 晴れですよね。 田中:そうですよ。
① 無我:我を無くす(われを なくす)
② 成仏:仏に成る(ほとけに なる)
①の意味は「自分の中を深く見つめていくと、自分の存在を忘れてしまう」。読み方は「むが」。
②の意味は「ブッダになる」。つまり、「悟る(さとる)」。読み方は「じょうぶつ」。
ちなみに、英語やフランス語では1,000の単語を知っていると、書いてあるものの約80%は理解できるそうです。ところが、日本語では1,000の単語では60.5%しかわからない。でも、1,200~1,500の漢字を知っていれば、単語力がカバーできて、日常生活には困りません。(*1)
しかし、仏教用語は例外。普段の生活ではなじみのない物が多いので、漢字を知っていても、意味はとても難しい!ですから、私はお経を読んでも、意味は半分以上わかりませんでした。この感覚はまさに、外国人が意味をわからずに、ふりがなの付いた漢字を読んでいるのと同じ状態ですね。
それでも、神聖な場所でお経を読んだり、座禅をしたりすると、気持ちがおだやかになりました。東京での忙しさやストレスなどに紛らわされない静かな時間は、とても良いものでした。
もし、みなさんも興味がありましたら、このお寺に行ってみてはいかがですか?和尚さんは海外で宗教活動の経験があるので、外国人も行きやすいお寺だと思います。瑞岳院: http://www2.ocn.ne.jp/~seigen/index8.htm
*1)『日本語のカタチとココロ』、金田一秀穂、NHK出版
さて、今日のテーマは「多い」と「少ない」です。この単語を見れば、最後に「い」があるので、「い形容詞」だと、すぐにわかるでしょう。でも、「多い」と「少ない」の使い方は他のい形容詞とはちがうので、注意してください。
形容詞とは、名詞を修飾する単語ですから、名詞の前に置くことができます。(英語も同じですね。)でも、「多い」「少ない」は名詞の前に置くことができません。
「多い」の意味は「人や物が たくさんいる/ある」ことです。また、「少ない」の意味は「人や物が 少ししか いない/ない」ことです。「いる/ある」の意味が含まれているのです。したがって、次のようになります。
1) 東京に レストランが たくさん ある。→ 東京に レストランが 多い。
2) いなかの町に レストランが 少ししか ない。
→ いなかの町に レストランが 少ない。
次の例文はまちがいです。もちろん、言いたいことはわかりますが。1) 東京に 多いレストランが ある。
2) いなかの町に 少ないレストランが ある。
わかりましたか?「多い」と「少ない」は動詞のように文末でしか使えません。活用は普通のい形容詞と同じです。 例文の通り、東京にはレストランが多いですから、おいしい物を食べに出かけたいと思います。旬のもの、例えば さんま、栗、ぶどう、などを味わいたいですね!
したがって、「ほしい」の活用は「おいしい」と同じ。次のようになります。
「動詞のます形+たい」の意味は want to + verb です。「旅行し(ます)+たい」は want to travel ですね。実は、この「たい」も 「い形容詞」です。だから、活用は「おいしい」や「ほしい」と同じです。
あなたは 次に どこに 旅行したいですか?
私は 夏が 好きじゃありません。/好きじゃない。
私は 冬が 嫌いじゃありません。/嫌いじゃない。
みなさんが知りたがるのは 「好き」を使った比較の文ですね。普通の比較の文と同じように、「より」を使えば良いのです。
私は 春が 秋より 好きです。また、これらは「な形容詞」なので、名詞の前に置くことができます。「な」が必要ですよ。「好きな季節、嫌いな季節」となります。
私の好きな季節は 秋です。
私の嫌いな季節は 夏です。
私の一番好きな季節は 春です。
「好き」と「嫌い」は 「な形容詞」だということを忘れないでくださいね。
それから、英語の"hate"はかなり強い意味があるそうですが、「嫌い」は"hate"ほど強くないと、私は思います。「好き」→「嫌い」→「大嫌い」は "like"→"dislike"→"hate"でしょうか?
1.禁煙席、ください。今日は、「ください」と「お願いします」の違いについて、説明します。上と下の例文の中で、正しいものはどれでしょうか?
2.禁煙席、お願いします。
3.ゆっくり 話してお願いします。では、答えを解説しましょう。まず、「ください」と「お願いします」の意味を確認します。
4. (タクシーで)次の角を 右、ください。
5. 水を二つ、ください。
6. ちょっと わかりません。もう少し説明、ください。
私、もうちょっとだけ がんばれると思うんだここで、「がんばれる」は可能形。I can do my best. 「もう ちょっと だけ」は only a little more. 「-と思う」は I think. つまり、「今 私は疲れているけど、このドリンクを飲めば、もう少しがんばることができる(仕事ができる)」という意味です。
黄色い かぼちゃ
赤い かぼちゃ
黒い かぼちゃ・・・
緑の かぼちゃ
金の かぼちゃ
ピンクの かぼちゃ
オレンジの かぼちゃ・・・
黄色の かぼちゃ
赤の かぼちゃ
黒の かぼちゃ・・・
明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!! と言いながら、最近はブログの更新をなまけています。読んでくださる方、ありがとう。 2023年は世界に平和が訪れることを心から願います。歴史を振り返ると、人間は戦争を繰り返していますね。今までの人類の半分は戦争で死ん...